年越し蕎麦のご案内と今年一年の感謝

【年越に思う】

今年もいよいよ残すところあとわずかになりました。
インスタグラムでは良く、手打蕎麦に関する奮闘を投稿していましたがブログにはあまり載せていませんでした。
インスタグラムでは、私の人間的な部分も含めて、個人的な感情を赴くままに言葉にしているのですが、こちらのブログでは、見てくれた自分を知らない人間が有益に思ってもらえる内容であろうと決めているので、お店の食べ歩きを綴ってきました。まあ同じ内容をリンクさせた所で、目新しくもないでしょうし。そういった中で、今年一年、ブログは仕事が忙しくなり、一時中断していましたが、蕎麦の食べ歩きだけの内容でも限界がきそうなニッチなジャンルなので、来年は蕎麦に限らず、時事ネタに対しての思いなども、綴っていこうと思います。それに価値があるかはわかりませんが、色んな視点や物事を自分の思考を通じて言葉にしていくことに私自身喜びを感じる人間であります。

今年一年は「適応障害」からの回復期から始まりました。改めて自分という存在は自分ですらわからないことを理解するまで結構かかったように思えます。

同時に感情的な物言いを思考せずに言うことがあった人間であり、それを知ってからは悪い感情は表面に出さずに、良い感情は表に出すように、心をコントロールしようと努めて迎えた年末でした。

今もそれができているかはわかりませんし、未だに精神科のかかりつけ医には定期的に受診をしている日々です。

会社でも問題なく仕事ができているようには思えます。ただその一方で、私はいわゆる「病んだ」人間というレッテルを貼られたわけで、そのレッテルが剥がれる日を望んではいけないし、その日は今の会社に勤めている限り訪れることもないのだろうと思います。

そういう感情をフラットに保つために、私は「蕎麦」と出会い、「師匠」と出会ったのだと思います。そういう存在が私に必要だったのだと思います。

蕎麦を通して、今までもこれからも成長し人に美味しいと思ってもらえる蕎麦を打ち続けることで、いくばくかの感謝が私の生きていく上での励みになり、そのモチベーションが仕事にもきっといい影響を与えていくことを確信しています。

これからも一人の人間として、誰かを守り、守られ、労り、労わられ。感謝し、感謝され、喜び、喜ばれ、そういったいつも誰かの良い感情の起伏のために生きていければいいなと思います。

年越し蕎麦の表紙のQRコードから来てくれた年越し蕎麦を受け取っていただいた皆さん。まだまだ蕎麦打ちは上手くなっていきます。そばつゆもまだまだ美味しくしていきます。進化の途中です。

来年もご縁をいただければ、また美味しい蕎麦を食べていただければと思います。今年一年の感謝の言葉に代えさせていただければと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。